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日本に進出してうまくいかなく撤退した海外企業の事例

本日は、日本に進出したもののうまくいかなく撤退した海外企業の事例についてご紹介いたします。

1.カルフール(フランス企業)

フランスのスーパー「カルフール」は、2000年に現地法人の「カルフール・ジャパン株式会社」を設立し、幕張に日本1号店を出店しました。以降、西日本を中心に8店舗を展開。ローラースケートを履いた店員が、広い店内を移動するというユニークな特徴で話題を集めていました。

フランス直輸入の商品が購入できるという“売り”がありましたが、業績悪化を理由に、2005年3月10日づけでカルフール・ジャパンをイオンへ売却し、「イオンマルシェ」に商号を変更しました。イオンとの提携により、その後も「カルフール」として継続展開していましたが、2010年3月9日に契約期間が満了となり、翌日の「イオン」への店舗名称変更により、日本におけるカルフールブランドは消滅しました。

2.テスコ(イギリス企業)

イギリスの最大手スーパーマーケットである「テスコ」は、世界中に3,000店舗以上も、スーパー・コンビニを中心とした店舗を出店しています。2003年に日本のシートゥーネットワークを買収して日本進出を果たし、2010年には全137店舗まで拡大しました。

日本進出から8年後の2011年8月末に日本事業からの撤退を発表しました。2012年にテスコジャパンはイオンによって1円で買収されました。2013年にはテスコジャパンからイオンエブリへ社名が変更しテスコは消滅しました。以前にテスコだった多くの店舗は、現在はマックスバリュやアコレといった店舗名になっています。

テスコの撤退理由として、当時のCEOは「日本で十分な事業規模が築けない」としています。日本に数多くの店舗を展開した後に完全撤退した記憶にも新しいい事例の1つです。撤退後は中国、インド、マレーシアなど新興国市場に注力しているようです。

3.IHOP(アメリカ企業)

アメリカのファミレスチェーン「IHOP」は、1978年に日本進出し、パンケーキなどの朝食メニューを売りに、日本各地に展開していました。2001年に、日本法人を経営する長崎屋の倒産によって日本事業から撤退。全店舗が他の外食チェーンに転換されました。

4.ブーツBoots(イギリス企業)

イギリス最大規模のドラッグストア「ブーツ Boot」は、1998年に日本進出を果たしました。銀座、原宿、吉祥寺、横浜などの繁華街に出店を広げ、銀座店はマツモトキヨシに隣接していたことにより、「日英ドラッグストア戦争」といわれ話題を呼びました。

しかし、高級志向なイメージがあり、日本のドラッグストアの庶民的なイメージとは違ったので、日本人には受け入れられず、3年後の2001年に日本事業から撤退しました。

5.オールドネイビー(アメリカ企業)

「オールドネイビー」は、アメリカの大手衣料品店GAPですが、日本に進出している系列の人気カジュアルブランド「オールドネイビー」は2016年5月、日本から撤退すると発表しています。日本国内には全国53店舗まで拡大していましたが、2017年1月までに完全撤退するとのことです。

理由としては日本での低価格競争についていけず、景気の低迷で売り上げが伸びなかったことや、リストラをする目的であるとのことです。オールドネイビーは全世界に1,000店舗以上を展開しているチェーン店で、日本には2012年7月に第1号店が東京お台場のダイバーシティ東京プラザ内にオープンしていました。わずか4年で国内53店舗の完全撤退とはかなり潔い話ですが、今後は有望な世界の発展途上国に進出するとのことです。

6.プランタン(フランス企業)

フランスの大手百貨店「オ・プランタン」は、1980年にダイエーと提携して日本国内に展開してきました。すでに銀座店以外は閉鎖されていて、2016年12月でのプランタン銀座店の商標使用契約が解除される予定になっています。

プランタン百貨店の第1号店となったのは、1981年に神戸市内に開業したプランタン三宮店です。これ以降東京の三軒茶屋にプチ・プランタン1号店も開業し、札幌、銀座、市川、横浜など、全国に合計10店舗を数えるまで拡大しました。

しかしその後は閉鎖が続き、2000年にはプランタンを冠する店は、銀座店が残るのみとなりました。かつてプランタン百貨店だった建物は、今はイオンのショッピングセンターなどとして利用されています。

7.ハーゲンダッツ(アメリカ企業)

高級アイスクリームで有名な、アイスクリームブランド大手である「ハーゲンダッツ」は、1984年に日本初出店となる「ハーゲンダッツショップ 青山店」を出店しました。首都圏のデパートと高級スーパーマーケットへのリアル店舗(コーン、カップでアイスクリームを提供する店)出店を皮切りに、翌年から東京、原宿、横浜、大阪、神戸、京都などの都市部にも店舗を広げ、行列ができるほどの盛況ぶりでした。

しかし、2013年4月25日に日本事業を撤退し、日本からハーゲンダッツの店舗が完全に姿を消しました。閉店時には、「なぜ?」「悲しい」など、閉店を惜しむ声が多く見受けられました。ただし、日本でのブランドの周知徹底という目的は達せられたので日本進出がうまくいかなかったわけではないかもしれません。

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