日本国内に進出している海外の銀行について
日本国内に進出している海外の銀行は多数あります。本日は、その中でも次の3つの海外の銀行についてご紹介いたします。
1.ブラジル銀行
ブラジルの首都ブラジリアにある、同国で最大規模となる商業銀行です。設立されたのは日本が江戸時代後期だった1808年と、歴史が非常に長くあります。世界23カ国に44拠点をもっており、世界中に進出しています。
現在は日本国内にも3つの支店を開設しています。利用者の層は国内に滞在するブラジル人や、日本在住のブラジル人などが多いですが、日本人でも日本の銀行とほとんど変わらぬサービスが利用できます。日本国内事業の統括をする東京五反田出張所をはじめとして、名古屋出張所、浜松出張所があります。ゆうちょ銀行、三井住友銀行、コンビニのセブン銀行、イオン銀行などと提携しており、全国のATMでブラジル銀行の取引が容易になっています。
2.オーストラリア・ニュージーランド銀行
南半球のオーストラリアとニュージーランドという両国の大企業の中でも、上位10位に入っている大手の銀行です。本部があるのはオーストラリア南東部のメルボルンですが、当初はBank of Australasiaとして、イギリスで1835年に設立された会社でした。現在の社名になったのは戦後まもなくの1951年で、1977年になってからイギリスからメルボルンへと本社機能を移転し、名実ともにオーストラリア・ニュージーランドの企業となりました。
日本に東京支店を開設したのは1985年で、現在は千代田区丸の内の東京支店のほか、大阪市梅田の大阪支店、名古屋市名駅の名古屋出張所と、3つの拠点を開設しています。日本でのサービスは、外貨預金サービスや海外送金など海外銀行である立場を活かしたもの、それに加え、国内銀行同様に全般の取引が可能です。
3.UBS銀行
UBSグループは、スイスのチューリヒ市とバーゼル市に本社のある、世界有数の金融持株会社です。UBSの主な業務は、投資銀行と証券業務、資産運用業務などを中心としてます。1862年に設立された会社であり、世界22カ国に事業所を置いています。2014年には世界最大のプライベートバンクとなりました。
日本のUSB銀行東京支店は、千代田区大手町に2004年に開設されたもので、大阪と名古屋に出張所をかまえています。東京支店では資産運用・プライベートバンキング、それに外国為替取引業務を主体として行っています。また、日本国内の系列店としては、千代田区大手町のUBSアセット・マネジメント株式会社や、同所在地のUBS証券株式会社の東京事務所があります。
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