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海外企業が日本に進出するメリット

本日は、海外企業が日本に進出するメリットについて、「海外企業サイドのメリット」と「日本サイドのメリット」の2つの観点からご紹介いたします。

1.海外企業の日本進出による海外企業サイドのメリット

一時期は、海外企業など、外資系企業が日本に進出をしても、すぐに撤退をしてしまうというイメージがありました。そのため、日本進出にはそれほどメリットを感じられないというイメージがあったと思います。

しかしながら、海外企業が日本に進出をするケースは近年増えております。いったい海外企業が日本に進出するのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

(1)日本にないサービスなどでアピールすることができる

海外企業から見て日本市場は大変規模が大きく、ここで成功すると得られる利益も大きく、それだけ海外企業にしても日本は魅力的なマーケットであるといえるでしょう。また、日本にないサービス、商品などを展開することで、日本市場で需要が膨らむ可能性は少なくありません。日本国内の内需は低迷しているものの、依然として日本にないサービスや商品で顧客を取り込む余地はあり、まだまだ可能性のある市場であるといえるでしょう。

(2)特定の企業が伸びるチャンスがある

医薬品業界は今後も伸び続けるのではないかといわれており、外資の医薬品業界の企業が日本進出を目論んでいるといわれています。日本では国民皆保険制度が確立しているという背景がありますので、高齢化社会により医薬品への需要が一層期待できるのではないかと推測されています。日本国内の医薬品に対する需要は今後も拡大するとみている外資系企業は多く、いくつもの種類の製品の市場投入を検討している企業も少なくありません。

サービス業の分野では、日本向けの観光サービスなどの需要は増えているといわれています。今後も外国人観光客は増加していくことが見込まれ、こういったサービス分野への市場参入なども目論まれているといえるでしょう。また、不動産の活用に関してもまだまだ有効活用できる部分があるともいわれており、不動産業界への算入を目論んでいる企業も増えています。

(3)日本のビジネス環境への評価

また、日本はビジネス環境も整備されており、また日本人従業員の個々のスキルや職務遂行能力が高いということで、日本進出を考えているという企業も少なくありません。ほかのアジア諸国と比べても法律の整備も進んでいるため、ビジネスを展開する上で、ビジネス環境が最適であると言われます。

このように、海外企業が日本に進出するメリットにはさまざまなものがあります。中には規制が多いなど懸念材料もありますが、日本という市場を魅力的にとらえている海外企業は一定数存在するのです。

2.海外企業の日本進出による日本サイドのメリット

国際化が進む現在、日本でもたくさんの海外企業を見かけるようになりました。「私、横文字には少し抵抗があるから・・・」と、そのような海外企業のお世話になることはないだろうと感じていた人も多いはずです。

しかし、例えば自動車保険業を営む海外企業が日本に進出し、保険料の安さからそのような自動車保険が多くの人に利用されるようになったのを皮切りに、海外企業に対する日本人の理解が少しずつ変化してきました。海外企業が日本に進出することで日本人にとっても多くのメリットがもたらされているのです。

以下、日本サイドから見た、海外企業の日本進出によるメリットについていくつか取上げたいと思います。

(1)競争の活性化

先にも述べたように、日本に進出してきた外国企業がよりよいサービスを提供するようになると、国内での競争が活性化します。顧客を奪われたくないという理由から、日本国内の企業も他の企業もより充実したサービスやプランを提供するようになります。このような状況は商品やサービスの質の向上を招くことになり、消費者にとっては大きなメリットです。

また、海外企業のよい噂が立つと、日本国民の受け入れ態勢も変わってきます。日本国内の外国企業がよい商品やサービスを提供することで、日本国民は外国企業に対してよいイメージを持つようになります。長期的な視点ではありますが、そのような状況が海外企業の日本進出をより一層活性化し、結果的に我が国の企業の国際競争力が高まっていくものと考えられます。

(2)労働者の需要

最近は少し雇用状況が改善されつつありますが、日本の就職状況はまだまだ良いとはいえません。現在も多くの方々が職探しに奔走しています。外国の企業が日本に進出した場合には、大小規模はあれど雇用を創出することになるというのは大きなメリットです。

外国企業であるとはいえ、相手にする顧客は日本人です。外国企業は日本人の従業員を雇う必要があるので、とりわけバイリンガルな人材は引っ張りだことなるでしょう。

(3)ステップアップにつながる

現在勤めている企業で自分が思うように評価されていないと感じる人がいます。どんなに企業のために働いても、しかるべき評価がされなければモチベーションも上がらず疲弊してしまいます。多くの場合、外国企業には年功序列という概念がなく、年齢よりもスキルや業績によって立場や給料が決まります。

そのため現在、自分が過小評価されていると感じている人や、思い切ってステップアップに挑みたいという人は、日本に進出してきた外国企業への転職を考えることも選択肢の一つとなります。場合によっては、外国企業から「ぜひうちで働いてほしいという」オファーを受けることもあり、このような場合は給料がアップすることも多々あります。

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