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日本に進出しているロシア企業の紹介

1991年のソビエト連邦崩壊から25年、1990年代の政治・経済の混乱を経て、ロシア経済は大幅な成長を遂げました。ここ数年はGDPが減少し、ロシア国内市場の需要が低下していることから、生き残りをかけて海外進出をはかるロシア企業が増えているようです。本日は、日本に進出している歴史あるロシア企業や、日本進出まもないロシア企業をいくつかご紹介いたします。

1.インツーリスト

まず1つ目のロシア企業として、1929年設立の老舗旅行会社の「インツーリスト」をご紹介します。ソ連時代のインツーリストは、外国人旅行客を扱う唯一の国営旅行会社でした。当時はそのサービスも系列の「インツーリストホテル」もあまりいい評判ではなかったのですが、ソ連崩壊の翌年には民営化し、現在では8万人の社員を抱える、東ヨーロッパ最大の旅行会社となっています。

旧ソ連地域の支店網のほか、イギリス、カナダ、フランス等に合弁会社が設立されています。日本では1993年に「インツーリスト・ジャパン」が営業を開始しています。

2.カスペルスキー

次は「Kaspersky(カスペルスキー)」です。1980年代末にコンピュータウイルスの研究を始めたユージン・カスペルスキー氏は、1990年代に入り本格的にアンチウイルスソフトの開発に取り組み、1997年に「Kaspersky Lab(カスペルスキー・ラボ)」を設立しました。

現在、カスペルスキーはセキュリティソフトで世界第3位のシェアを誇るまでに成長しています。日本では、ジャストシステム等の取り扱い終了後、2004年に子会社「株式会社Kaspersky Labs Japan」が設立されました。

3.ドクターウェブ

世界的に評価の高い「Dr.Web (ドクターウェブ)」も、ロシアが生んだセキュリティソフトです。Dr.Webは元・ソ連空軍パイロットのイーゴリ・ダニロフ氏が独自の理論に基づいて開発し、1992年にリリースされました。

2003年、製品サポートなどを目的として「Doctor Web, Ltd.」が設立され、2010年には日本法人の「Doctor Web Pacific」が業務を開始しています。

4.カールヴィ

サハリンの窓枠メーカー「KARVI(カールヴィ)」は2016年6月に日本法人を設立、7月には札幌にショールームを開設しました。設立して19年のカールヴィにとって初の海外進出です。社長のウラジーミル・カラグラコフ氏は昨年、ビジネス・チャンスを求めて来日、サハリンに近く気候も似ている北海道で一般住宅やビルの窓枠を見て回りました。そこで断熱性の高い同社の窓枠に対するニーズは高いと確信、一年ほどで日本進出を果たしました。

住宅に関連したロシア企業の日本進出はきわめて珍しく、同社では「ロシアの窓枠」を知ってもらうために、じっくりと建設会社や消費者に働きかけていくということです。

5.カープライス

「CarPrice(カープライス)」は2014年、エドワード・グリノヴィチ氏、オスカー・ハートマン氏により立ち上げられた、中古車の買取オークションを行うベンチャー企業です。同社は順調に売り上げを伸ばし、2015年秋にはハートマン氏が日本でのビジネス・チャンスをうかがうため来日しました。同年末までにモスクワ-東京間を何度も往復するかたわら、日本法人「カープライス株式会社」を立ちあげるという、実に急ピッチな日本進出となりました。

「カープライス」のサイトによれば、買取の流れは、同社査定士による査定(30分程度)→査定データをアップロードし即時にオークション開始→30分ほどで買取価格か決定し売買契約へ、といった手軽でスピーディなものです。ロシアでの成功が即、日本にも当てはまるとは言えないという声もあり、「カープライス」の今後の日本展開は大いに注目されると思われます。

多彩な分野の企業進出へ

日本進出には至っていないようですが、ここ数年、ストリート・ファッションの「ゴーシャ・ラブチンスキー」など、ロシア発のファッション・ブランドは世界的に注目されつつあります。また、オーガニック化粧品の「ナチュラシベリカ」は2013年に東京・青山にショップを開店、現在は閉店していますが、撤退を惜しむ声も高いようです。今後はこうしたファッションや化粧品といった分野への進出も期待されます。

また、ロシア産業企業家同盟(日本の経団連に相当)の日本側窓口として、2014年に株式会社JRSPが設立され、日ロ間のビジネスに対し、民間レベルのサポートが行われています。今後、ロシア企業の日本進出は、その分野も件数もますます拡大していくのではないでしょうか。

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