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中国資本による日本企業の買収事例「LAOX」編

日本企業に投資している中国企業はどんどん増えております。有名なのは「LAOX(ラオックス)」です。ラオックスは全国展開している家電量販店で、2009年に中国資本に買収されました。本日は、中国資本による日本企業の買収についてご紹介いたします。

1.中国資本に買収された「LAOX」

もともとラオックスは秋葉原にある家電量販店で、時代のニーズに合った商品をたくさん販売していることで知られていました。1970年代はオーディオブームでしたので割安な商品から高級品まで取りそろえ、オーディオマニアにも人気の店でした。そして1980年代後半になるとパソコンがだんだん普及し始めました。するとラオックスはPC98などのパソコンを扱い始め、パソコンマニアなどに大変人気の店となりましたし、ウィンドウズ95が登場するとさらにラオックスの売り上げは拡大しました。

このころからラオックスは拡大路線を取りはじめ、関東地方を中心に支店を開業しはじめました。こうした営業努力によって、ラオックスの売り上げは一時期2000億円を超えていたといわれています。

2.中国人観光客を意識した販売戦略

しかし家電量販店の競争はどんどん激しくなりラオックスの経営も傾きはじめ、とうとう2009年に中国資本の蘇寧雲商に買収されました。社長も中国人に代わり、ラオックスは主に中国人を対象にしたお店に代わっていきました。中国人は日本の家電製品が大好きなことで知られていますので、中国人が好きそうな炊飯器などを中心に売り上げを伸ばしました。特にこの時期はアベノミクスの恩恵で円安が進み、中国人のビザが緩和されましたので、多くの中国人観光客が日本にやってきました。

またラオックスは家電製品だけではなく、中国人が好みそうな日用品もたくさん取りそろえることによりさらに売り上げを伸ばしました。店舗も中国人の人気の観光地に進出しました。銀座や京都や大阪など中国人がたくさん立ち寄る街に中国人を相手にしたお店を開店したり、空港にまで開店しましたので、さらに売り上げは伸びていきました。店員も中国人で中国人が買い物しやすい様にしたのも特徴です。

3.中国人観光客の志向の変化

しかし、最近は再びラオックスの売り上げはあまりよくありません。中国人の観光客がショッピングにやって来る旅行が少なくなったことによる影響です。中国人の観光客自体は減ってはいませんがショッピングではなく、温泉にのんびり浸かったりいろいろな体験をしたりという目的でやって来る人が増えてきたのも減少の一因です。

しかしながら、ラオックスは中国資本が日本企業を買収して成功した例の一つであると言えるでしょう。

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